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データ取得:2026-02-11未明

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声の黙示録

峰月

全2話[4,423文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕
 ――声を失った世界で、ただ一人、彼女だけが歌う。

 深い森の祠で、少年は目を覚ました。
 名も記憶も持たぬその少年は、自らを〈アハト〉と名づけ、霧に包まれた村へと辿り着く。
 そこは、誰も言葉を発することのない静かな村――。
 畑を耕す人も、子どもたちも、誰ひとりとして声を持たない。

 だが、ただ一人。
 エリスという少女だけが“声”を持っていた。
 その声は美しく、あたたかく、聞く者の心を癒す不思議な力を宿している。
 けれど村人たちは彼女を祝福しながらも、どこか恐れていた。
 “声”がこの村に災いを呼ぶ――そんな古い言い伝えとともに。

 言葉を交わすことが許されたのは、エリスとアハトの二人だけ。
 静寂の中で紡がれる笑顔、食卓の温もり、風に混じるささやかな声。
 やがてアハトは、胸の奥に眠る奇妙な違和感に気づき始める。
 なぜこの世界には音がないのか。
 なぜ自分は、祠の中で目覚めたのか。

 そして、エリスの声を聞くたびに蘇る、どこか懐かしい“記憶の残響”。
 静かな日々の裏で、少しずつ、世界が動き始めていた。

 “声”とは何か。“沈黙”とは誰の意思か。
 やがて二人は、その答えを求めて、失われた神話の中へ踏み出していく――。

 静寂と祈りの狭間で、少年と少女が出会う。
 声が罪となった世界で、彼らの物語は始まる。

シリアス 男主人公 西洋 中世 冒険
全2話[4,423文字]
各話平均2,212文字
[推定読了0時間9分]
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最新作投稿:2026年02月10日(18:51:58)
 投稿開始:2025年10月12日(20:09:50)
 投稿期間:3ヶ月

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