データ取得:2026-04-01未明
おしらせ
▷新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。
|
日間最高
121位 2026年04月02日 |
週間最高
225位 2026年04月07日 |
|
日間最新
235位 2026年04月04日 |
週間最新
225位 2026年04月07日 |
完結済.
言ってくれれば手伝ったのに、と夫は笑った。八年間、言い続けていたのに
九葉(くずは)
全10話[25,958文字] 異世界〔恋愛〕契約書を作り、商人と交渉し、訴訟を処理し、領民の陳情に答えた。
そのすべてが、夫の名前で王都に届いていた。
過労で倒れた日、夫は微笑んでこう言った。
「言ってくれれば手伝ったのに」
言った。八年間、何度も。
帳簿の確認を頼んだ。書記官の増員を申請した。交渉への同席を願い出た。
返事はいつも同じだった。
「君は好きでやっているんだろう」
引き継ぎ資料は十四冊。一字の曖昧さも残さず仕上げた。
夫はそれを「そんなもの」と呼び、目も通さなかった。
門を出たクラーラが持ち出したのは、革の鞄ひとつと業務日誌一冊。
置いてきたのは、趣味で回っていた領地のすべて。
商人が押し寄せる。帳簿が合わない。訴訟が動き出す。
崩れ始めた領地を横目に、クラーラは自分の名前で新しい一歩を踏み出す。
その隣に立つ青年法律家は、書面越しに八年間、彼女の仕事を見てきた。
ただ一人、あの書類を「趣味」とは呼ばなかった人。
(各話平均2,596文字)
[推定読了0時間52分]
お気に入り登録:94件
評価人数:174人(平均4pt)
最新作投稿:2026年03月31日(13:44:47)投稿開始:2026年03月31日(13:44:07)
| 最近の総ポイント変動 | ||
|---|---|---|
| 今日 | 1,590 | |
| 昨日 | 1,552 | |
| 一昨日 | 1,536 | |
| 3日前 | 1,526 | |
| 4日前 | 1,512 | |
| 5日前 | 1,502 | |
| 6日前 | 1,500 | |
| 7日前 | 1,484 | |
日間ランキング
ランク順/日付順
- 121位
- 2026年04月02日 392pt
- 125位
- 2026年04月01日 386pt
- 173位
- 2026年04月03日 260pt
- 235位
- 2026年04月04日 178pt
ランク順/日付順
- 225位
- 2026年04月07日 1414pt
完結済
[N3470LZ]
旦那様の愛人に「奥様って可哀想ですね」と言われた日、私は笑ってしまいました
完結済
[N9530LZ]
離縁届に夫が署名した瞬間、私はワインを開けた
完結済
[N7246LZ]
幼馴染みと暮らしたかっただけなのに、なぜ俺の人生は終わるんだ
完結済
[N2264MA]
婚約破棄されたので、予定通り冒険者になります
完結済
[N2853MA]
『君の代わりなんていくらでもいる』と言われたので、代わりを探す旅に出ます
短編
[N7681MA]
雨が降るたび幼馴染の屋敷に泊まる慣習、そろそろ理由を聞いてもいいでしょうか?
完結済
[N2111MB]
答え合わせをいたしましょうか、旦那様
完結済
[N8588MA]
夫の愛人が八年間「奥様」を名乗っていたので、本物は静かに身を引きます
完結済
[N6630MA]
魔力のない令嬢は、辺境で静かに国を見殺しにする
完結済
[N4267MB]
夫の出世のために十年間笑顔で社交界を回した妻の、最後の夜会
連載中
[N4469MA]
婚約破棄、結構です。ただし、私の杖を返してから言ってください
完結済
[N0696MB]
白い結婚七年目、夫が初めて私の名前を呼びました。
完結済
[N5379MB]
なぜ婚約破棄してしまったのか、私はこの五年間、毎朝考えている
完結済
[N1800LX]
十年尽くした妻が消えた朝、公爵家は紅茶の淹れ方すら分からなかった
完結済
[N8842LZ]
白い結婚のはずでした。
完結済
[N1304MA]
夜だけ味方の侯爵閣下

