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データ取得:2026-10-10未明

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連載中.

僕はただ、手紙を書いているだけです ~辺境の代筆屋が「紙の宰相」と呼ばれるまで~

筆代

全41話[215,594文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕
 村に本は三冊しかない。字を書けるのは、村長とたまに来る行商人だけ。
 だから、その開拓村から手紙が出たのは、三年間で初めてのことだった。

 書いたのは、ノエ。畑に出られない、十四歳の少年だった。
 森で拾った不思議な片眼鏡のおかげで、字が読める。村でただ一人の子ども。

 そんなノエのもとに、やがて村人達が手紙を頼みに来るようになる。
 ノエがすることは、いつも同じ。目の前に座った一人の話を、最後まで聞く。
 そして、その人の言葉のまま書く。飾らない。立派なことは書けない。

 ――ところが、その手紙が、なぜか届いてしまう。

 一人の商人の人生を変え、関所の税が下がり、侯爵がその場で判を押す。
 噂は勝手に膨らんでいく。一筆の賢者。筆聖。紙の宰相。

 王都から馬車が来て、藁屋根の小屋の前に列ができるころになっても、
 ノエは自分が何をしたのか、まだわかっていない。
 いつもどおり、目の前の一人のために書いていただけだから。

 ――宛先までは、考えました。その先までは、考えていませんでした。

 戦闘描写はありません。追放も、ざまぁもありません。

ほのぼの 職業もの ハッピーエンド 勘違い 手紙 開拓村 家族 無自覚 異世界転移なし ざまぁなし 戦闘描写なし 代筆 内政
全41話[215,594文字]
(各話平均5,258文字)
[推定読了7時間12分]
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最新作投稿:2026年10月09日(18:00:00)
 投稿開始:2026年08月17日(11:29:34)
 投稿期間:1ヶ月

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